品質保証部 課長 纐纈直明

品質保証部 課長
纐纈 直明 Naoaki Koketsu

モノづくりの経験を後輩たちに伝えていきたい

品質安定供給でお客様満足を実現

協同との出会いは、協同ゴム工業(当時)の平野部長から履歴書に書いてある文字の大きさを気に入ってもらって勧誘をうけたことです。
入社時には全協同で歓迎会をしていただいたのがよい思い出です。それ以前は学校からの斡旋を受けて協伸ゴムでゴム製品の取り扱いをしていました。現在は担当している部署に在籍して7年となります。
品質保証部では、製造した部品があらかじめ定められた所定の品質水準を満たしていることを保証し、継続的な品質安定供給によるお客様満足を実現するために活動を行っています。そのため、部品開発の段階から積極的に関わり、量産していく上での品質安定供給に、日々邁進しております。

一緒になって助け合うことで品質もコストも最適化

弊社で取り扱っている部品は多岐にわたり、様々な形状や材質・加工があります。品質保証はただ物を眺めるだけ、測定するだけでは駄目で、製造現場をよく理解しつつ、サプライヤー様の声を聞き、自分の目で現場を見ることが重要と私は考えています。
サプライヤー様は一つ一つの部品を作るための協力企業であり、お互いが手を取り合って助け合うことで品質もコストも最適化することが出来ます。

私は部品を成形する現場が好きで、開発時や不具合対応などは積極的に製造現場に入り込み、現場作業者と一緒になって考え、悩みます。時には営業部門にも注意喚起するべきところは注意しています。
それだけに、上手く行った時のうれしさは、表現し難いほどの感情が湧いてきます。サプライヤー様と共に作り上げる事で関係性も良くなり、入社してから19年経ちますが、今までの経験や知識、貴重な人間関係を業務に生かすことが来ます。これらの経験を部下や後輩に少しでも伝えて行ければうれしいです。

品質安定供給のために

品質保証部の目標は、不具合発生を無くすことに尽きます。量産での不具合を出さずにできるか不安がつきませんが、それを達成するためには、源流改善、不良品の流出防止、受入検査、定期的な工程監査など品質安定供給に向けて実施することは多くあります。
これらの取り組みはマイナスから始まり、ゼロを目指すものです。将来的に不具合発生が無くなり、品証部員もニコニコ笑える現場になれば、そんな将来像を目指していきます。