営業部 係長 大平雄二郎

営業部 係長
大平 雄二郎 Yujiro Ohira

父の想いを胸に家族に自慢できる仕事を

農林機器から大手建機メーカーへの事業拡大へ

大学在学中から父が経営していたゴム製造メーカー会社の手伝いを始め、卒業後に入社、ゴムの製造現場から営業までを担当していました。父が病気になり、会社を閉じなければならなくなった際、自分が中心となり、お客様への対応をしながら既存生産品の移管先選定、社員たちの退職後の職探しや工場用地売却など全てを完遂したあと、協同へ入社しました。入社後は農林機器営業一筋で、昨年から係長となり、農林機器のみならず大手建機メーカーへの事業拡大に着手しています。
現在は農機・OPE(outdoor power equipment)・小型建機・道路締固め機械・フォークリフト業界への部品開発受託営業を担当しています。

様々な工程を協同の営業マンとして担う

一番やりがいを感じているのは、お客様と市場で最も性能が評価される機械を作り込むこと。
中でも背負い式ブロアで最も評価を受ける機械を市場に投入すべく、最重要部品を大手農業機器メーカーと共同で開発できたことは自らの成長にもつながっていると感じます。
この製品の基礎設計はお客様で行い、材料開発を協同にて行いました。選定した材料を幾度も改良して3年という時間はかかりましたが、最高スペックの機械が完成して2021年より市場に投入されました。

お客様対応から業者の選定、安定供給まですべて営業マンが責任を負う協同のスタイルに磨きをかけるべく日々努力しながら、同じ世代の同僚と良き仲間・ライバルとしてしのぎを削っていきたいです。
入社して苦労した事は、ムリ抜きできるゴム成形金型と違って、アンダーカット設計が必要な樹脂成形金型の知識習得に苦労した点です。今は日々新しい新素材について調査しつつ勉強していますが、それが業界初の新素材を使用した製品の採用の成功にも結び付いていると思います。

お客様の理想をカタチに!

今後の目標は、お客様からの信頼をいただき、お客様の理想を具現化する事ができる営業マンになる事です。そのためにはアイデアの引き出しを増やし、具現化できるパートナーを増やす事が課題です。
個人的な夢としてはプロ野球のヤクルトの始球式で投げてみたいということでしょうか。協伸ゴムという会社を再建して社長になるということも夢として持ち続けています。
家族に自慢できる仕事を増やして、重厚な人生を歩んでいきたいと考えています。